【高校生】現役高校生が学校再開について思うこと
今日は6月1日。
多くの学校が再開し、登校を開始しました。
私はもう少しだけ先に再開となるのですが、今日は外にたくさん学生と思しき人達
を見かけました。全国で緊急事態も解除され平和な日々も少しずつ戻りつつあると
感じるこの頃。しかしそうはうまくいきません。
昨夜は北九州市の小学校でクラスターが発生、全部で12人が感染するという最悪の
事態が起こりました。5月最終日ということもあって驚いた方も多いんじゃないでしょうか?
私もそのニュースを聞き、一気に不安が広がったのを覚えています。
果たして学校再開は正しい判断だったのでしょうか?
教育者や学校の現場の意見と合わせてお伝えしようと思います。
また、この記事は私個人の意見も含まれますがそれが全てではないです。自分自身が
どう思ったのか、感じたのかが一番大事なのでそれを留意していただければ幸いです。
教育者や学校の意見というのは下記のサイトを参考にしたいと思います。
[目次]
学校開校のメリット
まずはメリットからです。
- 全員が等しく授業を受けられる
- 遅れた教育を進めることができる
- 体育、通学により運動不足が解消される
- 家にいる精神的ストレスが軽減される
- 親が子供をみる時間が減る
これ以外にもあるでしょうが大きいものはこんな感じでしょう。
学校が再開された場合、全員が等しく、定められた量の教育を受けることができます。
休校中でもプリントを配布したり、オンライン授業を行なっている学校は多いです。
しかし週5,6日間毎日6時間ほど拘束する学校に比べればそれで補える勉強量はたかが知れています。私の学校はWeb授業を行なっていますが、学校の授業の半分も補えていないと感じる
のが現状です。(量が少ない) 完全に補える学校もあるでしょうが、そんな学校は少数派でしょう。上記の記事は主に小学校の教師が答えているものですが、プリント配布で補うという所が多く、勉強が追いつかないと感じる教師もおおいようです。
また、再開により運動不足の解消も見込まれます。コロナ自粛が騒がれる中運動といえば
筋トレと散歩くらいしかできませんでした。そもそも私は運動が好きではないので、毎日の
通学と体育の授業が1日の運動の多くを占めていたのですがコロナによってそれも消え、筋トレの甲斐も虚しく1kg強ほど太ってしまいました...
そんなわけで部活もなくstay home が叫ばれたなか今まで通りに運動ができた人は少ないと思います。再開によってそんな運動不足も少しは解消することができるでしょう。
同じく家庭環境やコロナ鬱で精神的なダメージを受けている人は学校という環境でそのダメージを軽減することも可能です。
それ以外は生徒以外のメリットです。生徒の保護者は学校再開で今まで家にいた、言ってしまえばお荷物が減るので、今までのように気兼ねなく仕事に行くことができます。また教師も先行きの見通しがたつので心の負担が軽減されるでしょう。
以上が大まかなメリットです。
学校開校のデメリット
学校開校のデメリットは大きく一つだけです。
学校内での生徒の感染・クラスターの発生 です。
デメリットはメリットと比べ数が少ないですが、その分とても重要な問題です。
学校が再開することによってもちろん学生の往来ができますし、学校での生活も始まります。
私は通学にそれなりに混んでいる電車を使いますし、他の人はバスを使ったりします。
もうこの時点で感染するリスクが上がります。そして学校での生活。
私がいうのもなんですが、子供は遊んだり喋ったりして不要不急の接触を好みます。
高校生になっても他人と喋ったり接触するなと言われてそれを順守できる人は極僅かでしょう。それが中学生、小学生になったら尚更無理なのは明らかです。そのような状況で1人でも感染していた場合、昨日の北九州のようなクラスターが発生するのはほぼ100%と言っても過言ではないでしょう。年齢が幼いほど命令を遵守させるのは難しいです。そんな状況で学校側が絶対に感染しないような環境で授業をすると言ったらそれは休校以外ありえません。
つまり無理なのです。
もちろんクラスターにならない所もあるでしょうが、サイトをみる限り、クラスターを防げるか不安な教師は大勢います。
以上が学校開校のデメリットです。
私個人の意見
結論から言うと、私は学校開校については賛成です。
しかし、学校再開によるメリットデメリットはどちらが優先と決めがたいものであり、
学業を優先するか、感染防止を優先するかのどちらかの選択になってしまいます。
実は私も再開に賛成ではあるものの内心はどちらが最良の選択なのか考えあぐねています。
ただこのまま感染防止を優先して1ヶ月、2ヶ月と休校を延長していたら学校、生徒、家庭
が耐えきれない状況になってしまうかもしれないと考えています。学校側の疲弊は教師へと募り、虐待を受ける子供、育児に疲れた親、そのほかも大きな障害が生まれるでしょう。
確かに感染によって自分のみならず他者へ移してしまうことも起こるでしょう。
しかし身勝手ながら私は授業を受けたいです。そこで他人に感染させないためには
自分が感染者かもしれないということを肝に銘じて日々を過ごすことが大切だと考えます。
手洗いうがいを怠らない、なるべく他人とは距離をとる...
私たちにできることを全てやる。それでもクラスターは起きるでしょうし大人に移すこともあるでしょう。ただやれることはやってそれでもうつるならそれはもうしょうがないと思っています。コロナを移されて亡くなる人を守るか、環境に疲弊して亡くなる人を守るか。
人それぞれどちらを取るかは別れるでしょうが、私は再開が良いだろうと考えました。
そしてあくまでもこれは私個人の意見に過ぎないので、これが正しいということはないです。
自分で考えて結論を出すのが最も良いと思うのでこの話は参考程度に読むのがおすすめです。
まとめ
如何だったでしょうか?
もう直ぐ私の学校も再開されます。もちろん私も自分の通う学校でクラスターが起きる
んじゃないかと心配です。ただやれる対策はやり、後は事の為すがままに従おうと思います。
読んでいただきありがとうございました。