刺すor刺さない蜂 刺されないようにするために必要なこととは?
みなさん、蜂に刺されたことはありますか?
私は一度もないんですけど友達が刺されたのは何回かありました。
なんでいきなり蜂の話になるのかというと、
実は家の庭に植えた2,3m近くの中高木の花に蜂が群がっているのを見つけたんです。
あの時は恐怖でしたね(^^;;
その木の名前は忘れてしまったんですけど白くて小さい花が房のようについていて
全体を覆っている感じの木です。とても匂いが強く、それに寄せられて集まってきたのかも
しれません。
見たところだとミツバチがほとんどのようですが、ちらほら他の蜂も見かけるので
しっかりとした対策が必要だと感じ、この記事を書こうと思います。
[目次]
日本に生息する蜂の種類と危険性
①ミツバチ(セイヨウミツバチ) 温厚 毒性強し
体長は1-2cmほど。集団で生活し一つの巣の中で最大数万匹でいることもあり、日本全国至る所で飼育されています。人間を刺すこともありますが、一度刺すと針が抜けてしまいそのまま死にます。基本的には温厚な性格ですがその毒は強く、ショック症状が出る人もいるので注意です。寒い時期はやたら攻撃性が高くなるそうで夏場より気をつけたほうがいいみたいですね。危害を加えなければ攻撃はしてきませんが、もし刺されてしまった場合はすぐにその場を離れ、ピンセットで針を抜き、その場所を摘んで毒を抜いた後よく水で洗い流すといいらしいです。ちなみに一度刺されると仲間も束になって刺しにくるそうなので、速やかにその場を離れることが先決です。巣は板のような形をしており、大きいものだと1mに達するものもあるようです。
私の庭にいるのは数十匹程度なのですが、換気扇や家の壁にも巣を作るそうなので巣がないか注意したいと思います。
②スズメバチ(オオスズメバチ) 最も危険 毒性強し
体長は2-4cmほど。顎が大きいので噛む力が強く、刺された時の痛みも蜂の中では最も強い
です。ミツバチと違って針は刺しても抜けないので何度も刺すこともあります。気性も荒く
巣に近づいたり大声を上げるとすぐに襲ってきます。刺されて死亡した例もあるので本当に気をつけましょう。特に夏から秋にかけて最も荒くなるのでその時期に見かけたら絶対に近づかないようにしましょう。最大で時速40kmほどにもなるスピードで飛ぶので駆除は専門の業者じゃないと厳しいです。相手を追い回したり、顎をカチカチとならしているのは威嚇行動ですが、威嚇なしにいきなり襲うケースも多いそうなので注意が必要です。巣はプーさんに出てくるような丸型です。
幸いスズメバチは見かけなかったので一安心です。ただもし見かけたらしゃがんでゆっくりと退避するのが賢明かと思います。ただし日本のスズメバチには16もの種類があり、どれもが上記のような特徴ではないです(この記事はオオスズメバチ)
③アシナガバチ 温厚 毒性強し
体長は2.5cm未満ほど。その名の通り足が長く、日本には11種が生息しています。体は細身で足をたらしてふらふらと飛びます。基本的に温厚な性格ですが、巣を荒らしたり身の危険を感じると一斉に攻撃してきます。毒性はとても強く、アナフィラキシーショックで死亡した事例もあるので注意です。危険性は低いのですが、だからと言って巣があっても放置していると
アシナガバチの幼虫を食べにオオスズメバチがついてくるそうなので、見つけた場合専門の業者に依頼して取ってもらったほうがいいでしょう。また6−9月ごろのアシナガバチは攻撃性が高いです。巣はシャワーヘッドのような形で小さいので、容易に見分けられると思います。
④クマバチ 温厚 毒性弱し
クマバチはずんぐりしていて黒く大きな個体ですが、性格はとても温厚です。針を持つのはメスのみで、羽音や体は大きいのですが人を刺すことはあまりなく、さされても大事にはいたりません。また他の蜂と違って単独行動なので、他のクマバチが襲ってくることもないです。
昔教室にクマバチが入ってきて騒然としたことを思い出しました(笑)
懐かしいですね。
⑤ドロバチ 温厚 毒性弱し
クマバチ同様全身が黒いです。名前の通り泥や土で巣を作ります。毒性や攻撃性は低いので安心ですが、もちろん攻撃すれば刺されるので注意が必要です。
庭にも一匹飛んでいるのを見かけました。
まとめ
如何だったでしょうか?
これからの時期は暑くなり、蜂以外の虫も活発に活動するようになります。
もし蜂を見かけたら、できるだけ距離をおき近づかないようにしましょう。
もし巣が家やその近くにある場合、できるだけ業者に頼んでやってもらうのが得策です。
とくにスズメバチは攻撃性、毒性ともに強いので絶対に近づかないようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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